世界のリーディングホテル

Edition 35/ Dubai, UAEⅢ

Dubai, UAEⅢ

ドバイ、アラブ首長国連邦Ⅲ-はじめに

 第35回特集は本来のホテル論とは離れて、ダイナミックに発展するドバイの街を様々な角度からフォーカスし、ドバイ編の最後としてアラブ首長国連邦Ⅲをお届けします。
 ドバイと言えば、世界一の高さを誇る超高層ビルディング「Burj Khalifa」が余りにも有名ですが、その展望台「At The Top」からの圧倒的景観と、世界一の高層階レストラン「At.mosphere」の料理や店内の様子をご紹介します。併せて高架を走る最先端のドバイメトロ、人工島パーム・ジュメイラの中心部を貫くモノレール、そして旧市街にある昔ながらの渡し船「アブラ」や砂漠に出現した「ドバイ・スキー場」など、普段あまり紹介されないスポットもご案内したいと思います。

*At The Top
 地上828m、160階建を誇る世界最高層ビルディング「Burj Khalifa」の124階部分にある展望台である。展望台は最上階にある訳ではないが、ここからの眺めは圧倒的迫力でまるでCGの世界である。まさに飛行機から俯瞰した光景が眼下に広がる。
 ドバイの人気スポットだけに混雑も半端ではない。インターネットでの事前予約(100AED=約¥2500)がお勧めであるが、やはり結構な待ち時間を覚悟すべきだ。ちなみに当日券購入だと400AEDを払わなければならない。筆者のお勧めは、後述する「At.mosphere」でのランチ、もしくはラウンジでのアフタヌーンティーだ。列を作って並ぶ事なしに、食事をしながら優雅に眼下に広がる光景を楽しめる。

*At.mosphere Burj Khalifa
 世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファの122階、地上442mの高さにレストラン  “アトモスフィア” 「At.mosphere」がある。展望台の「At The Top」より僅か2階部分だけ低いだけで眺めに遜色はない。因みにここは “世界最高層にあるレストラン” としてギネスブックに認定されている。
 コンテンポラリー感覚のファインダイニング「The Grill」とアフタヌーンティーが楽しめるラウンジ「The Lounge」に分かれており、どちらもドレスコードとミニマム料金が設定されており予約は必須である。

*Dubai Metro
 三菱重工、大林組など日本企業が落札した中東初、もちろんドバイで初めての都市鉄道である。全自動無人運転システムの鉄道で、メトロと称しているが高架上を走る近未来的でスマートな高架鉄道だ。

*Monorail at the Palm Jumeirah
 パーム・ジュメイラの中心部を貫き、先端部にあるアトランティス・ザ・パームまで5.45キロの区間を走るモノレールである。日本の丸紅が主に担当し、日立製作所の車両を使用した跨座式モノレールだ。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。
http://www.hoteresweb.com/columntop

At The Top

「アット・ザ・トップ」展望台

アルマーニホテルからドバイモールに抜ける宿泊客専用のプライベート・アクセス小径。

ドバイモールの正面エントランス。

ここから見上げる地上828mの高さを誇るブルジュ・ハリファ「Burj Khalifa」

ドバイモール前にある遊歩道と広場。
人口池の周りは超高層建築が林立する。

近未来的フォルムのブルジュ・ハリファ。
124階部分に展望台「At The Top」がある。

ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ「The Address Downtown Dubai」の全景。
ブルジュ・ハリファを中心に開発された「ダウンタウン・ドバイ」に建つ高級ホテルだ。

ジ・アドレス・ダウンタウンのテラス席から望むブルジュ・ハリファ。

人工池の中央にホテルの大きな影が投影されている。

中央から左手方向の俯瞰。
手前は、ザ・パレス・ジ・オールドタウン「The Palace-The Old Town」

中央から右手方向の俯瞰。
手前は世界最大級のショッピングモール「The Dubai Mall」

ドバイモールの店内の様子。
建物だけでも55万㎡の面積を誇り、2008年11月にオープンした。

地上3階地下1階で、70の高級ブランドを含む1200店舗が入っている。

「At The Top」へのエントランス。

当日券のチケットカウンター。
当日券だと400AED、約10000円も払う事になる。

通常はインターネットで事前予約するが、記載された時間ごとに並ぶことになる。
ちなみに事前予約では100AEDである。

館内ホールには世界の超高層ビルやタワーのランキングのパネルが掲げられている。

ブルジュ・ハリファの立体模型も展示。

最初にドバイの歴史変遷を現したパネルを見ながらトンネル状の中を移動して行く。

“地上から天空へ” 「From the earth to the sky」の表示板。

専用直通エレベーターで124階まで一気に上って行く。

エレベーターを降りて、オープンエアの展望デッキへ進む。

「At The Top」の展望台デッキ。
皆、一堂に感嘆の声をあげることになる。

眼下に広がる圧倒的景観。
全ての建物はミニチュアに感じられ、まるでCGでの合成写真のようだ。

ドバイ中心部のビジネス・ディストリクト地区の俯瞰。
ハイウェイの立体交差が美しく、まさに近未来的光景である。

右下に見える棒状の影は、ブルジュ・ハリファ本体の影が長く投影されている。

遠くペルシャ湾の青い海も見渡せる。
時間を超越した感覚になり、いくら見ても飽きない光景だ。

ほとんどが外国からの観光客で、
なかには白のアラブ服を着込んだ近隣からの観光客もいる。

オープンデッキから室内展望台に入ると、お土産コーナーや写真コーナーなどがある。

AT.MOSPHERE

「アトモスフィア」The Grill & The Lounge

「アトモスフィア」に行くには少々難儀する。
アルマーニホテルのゲストであればホテルエレベーターでいったん降りてこの場所まで来られる。

「The Corporate Suites」のレセプションデスク。
ゲストはここで予約のチェックを受けてから入館する。

専用直通エレベーターで123階まで上がって行く。

123階で降りたら華麗ならせん階段を1階分下って行く。
階段からは眼下に地上の高層建築群が見渡せる。

このらせん階段のデザイン・レイアウトは秀逸だ。

1階分降りて122階に着くと「アトモスフィア」のレセプションデスクがある。
デスクの左手がラウンジ「The Lounge」、右手がグリル「The Grill」となる。

ラウンジ内部は、最初に入口近くにあるラウンドタイプのバーカウンターがある。
開店前に、特別に撮影を許可された。

バーカウンターの先にテーブル席が広がる。

人気の窓側席からは眼下にドバイの広大なパノラマが広がる。

この席で楽しむハイ・ティーは最高なものであろう。
ラウンジは昼よりも夜景の美しい夜の方が混むという。

このテーブル席からの眺め。「At The Top」と2階分低いだけなので
景色に遜色は無く、苦労して並ぶ展望台よりお勧めである。

レセプションデスクの右手に「The Grill」がある。

「AT.MOSPHERE」と店名が書かれたエントランス。

優雅なレストラン内部。
こちらも特別に開店前に店内に入れてもらった。

厨房はオープンキッチンのスタイルで好感が持てる。

優雅な時間が流れる窓側のテーブル席。
まさに “天空のレストラン” である。

一等席を用意して頂いた。
地上442m、ギネスブック認定の “世界一の高層階にあるレストラン” である。

フルセッティングされたテーブル。

「S.PELLEGRINO」、ドバイの高級レストランではこれが無いと始まらない。

ワインリスト。

“Dog Point”, Sauvignon Blanc, Marlborough, New Zealand 2011/

まずは白ワインを頂く。

“AMUSE BOUCHE”

“FOIE GRAS”
Espresso, poached pears with chocolate almond cookie crumbs/

“Kim Crauford Pinot Noir”, Marlborough Valley, New Zealand 2010/

続いて赤ワインを頂く。

この時点で窓側席は満席になる。

“WAGYU”
Arrow leaf spinach, ratte potato and romesco sauce/

“DESSERTS”
At.mosphere”Crunch”sphere/
Peanut butter mousse, toffee bon bon, oreo cookie, banana doughnut sauce/

“PETIT FOUR”
Small pastry delicacies/

最後にお土産として、
「アトモスフィア」のロゴが入った特製の箱入りチョコレート。

お世話になったレストラン・マネージャー氏。
スタッフはグローバル体制で、彼女はバンコク出身の女性幹部だ。

ワイン談義で話が盛り上がったチーフ・ソムリエ氏。
ちなみに、彼はモロッコ出身であった。

Dubai Metro

ドバイ・メトロ

アルマーニホテル手前にあるホテル検問所。
ここから直近の「Burj Khalifa/Dubai Mall」駅まで歩いて行き、メトロに乗ってみよう。

シーク・ムハンマド・ビン・ラッシードBlvdとエマールBlvdが交差する地点。
前方がアルマーニホテルで手前がメトロの駅である。

「Burj Khalifa/Dubai Mall」駅。
ドバイ・メトロの駅はすべて同じデザイン・形状である。

エスカレーターで2階にあるコンコースに向かう。

レッドラインのプラットホーム。

隣駅である「Financial Centre」方向の俯瞰。

フィナンシャルセンターの中心部にある「Jumeirah Emirates Towers」が正面に見える。
特徴あるツインタワーで、どこからでもすぐ確認できる。

やがてドバイ・メトロの電車が駅に進入して来る。
2009年より運行を開始した世界でいちばん長い区間を走る無人運行鉄道だ。

メトロ車両最後尾から都心フィナンシャルセンター方向の俯瞰。

駅を発車、駅構内を通過する。

車窓から近未来的風景が広がる。

車窓からはブルジュ・ハリファもすぐ近くに見える。

一方、並行して走る大動脈のシェイク・ザイード・ロードから都心方向への俯瞰。

この様に、道路と並行して右手の高架部分をドバイ・メトロが運行している。

ドバイ・メトロ、レッドラインの車内風景。

車両はレギュラークラス、ゴールドクラス、女性専用車の3つのカテゴリーから成る。

やがて進行右手、海側にブルジュ・アル・アラブとジュメイラ・ビーチホテルが見えて来る。

「Mall of the Emirates」駅で下車する。

モール・オブ・ザ・エミレーツ「Mall of the Emirates」の館内の様子。
ドバイモールが出来るまでは最大級のショッピングセンターだった。

スキー場のエントランス。後方に貸靴とスキー板のコーナーがある。
このショッピングモールの最大の特徴は「ドバイスキー場」が併設されている事だ。

夏は50℃にもなる砂漠気候のドバイにスキー場が出現。
2005年にオープンし、開業当時は世界中の注目を集め多くの話題をメディアに提供した。

不可能を可能にするドバイの限りないエネルギーを感じる。
この通り人工雪を求めて満員盛況の状態だ。

「Kempinski Hotel Mall of the Emirates」に通じる連絡通路。
スキー場をさらに進むとホテルに辿り着く。

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