世界のリーディングホテル

Edition 36/ Abu Dhabi, UAE Ⅳ

Abu Dhabi, UAE Ⅳ

アブダビ、アラブ首長国連邦Ⅳ-はじめに

 第36回特集はアラブ首長国連邦Ⅳとして、前回までのドバイ特集から次に進み、首都アブダビをフォーカスしてお届けします。アブダビとドバイの2都市は互いにコンペティターとして、様々な分野でライバル関係にある。ドバイが先行して驚異的な発展を見せたが、アブダビ市内もそれに勝るとも劣らない開発ラッシュの真っ只中である。ホテルに関しても世界中の大手高級ホテルチェーンが進出しており、その中で今回は迎賓館的役割の「エミレーツパレス」と最新鋭タワーホテルの「ジュメイラ・エティハドタワー」をご紹介したい。

*Emirates Palace
いわゆる7ツ星ホテルとして世界に名を馳せたドバイの「ブルジュ・アル・アラブ」に対抗すべく、UAEの首都として威信を賭けて建設したのが “アブダビの7ツ星ホテル” と呼ばれる「エミレーツパレス」だ。
エミレーツパレスは30億ドルの巨費を投じ、ケンピンスキーから運営面での協力を得て2005年にグランドオープンした。ホテルの関連敷地は100万㎡に及ぶ壮大なもので、左右両翼に延びた建物の長さは1km以上もある。宮殿にも匹敵するホテル館内には114個のドームがあり、建物中央のドームは高さ72.6mの巨大なものだ。さらに使用されているシャンデリアの数は1002個に達し、最大のものは重量が2.5トンになるという。また、スイートを含む394のゲストルームに60か国から1200人の従業員を雇用している。まさに巨大なパレスそのもので、事実このホテルには迎賓館としての役割も備えており、国賓や王族しか利用できない豪壮な専用門がイーストウィング側に威容を誇っている。

*Jumeirah at Etihad Towers
ユニークな外観といえば、アブダビにオープンしたばかりの巨大コンプレックス、エティハドタワーに勝る複合施設は無いであろう。地上280mを超える5棟の超高層ビルが中心部に向かって緩やかな弧を描いた印象的な建築群で、そのうち3棟は高級レジデンス、1棟はオフィスビル、そして中心の1棟はジュメイラ・グループが初進出したジュメイラ・アット・エティハドタワーである。
アブダビを代表するエミレーツパレスと道路一つ挟んだ好立地に建設され、前者が優雅な長期滞在型とすれば、こちらはグローバルなビジネス顧客をターゲットに絞り込んだ高級感溢れるスタイリッシュな造りである。

*Sheikh Zayed Grand Mosque
世界最大級の、そして世界一美しいと誉れ高い壮麗なモスクである。 “UAE建国の父” である前大統領の「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン」が正式名称で2007年に竣工した。アブダビの新しい観光名所で、巨大な手織りペルシャ絨毯や幾つもの煌びやかなアラブ様式のシャンデリアは目を見張るものがある。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。
http://www.hoteresweb.com/columntop

Emirates Palace

エミレーツパレス

エミレーツパレス「Emirates Palace」の豪壮な本館とウェスト・ウィング部分の遠景。
ホテルの関連敷地は100万㎡に及ぶ壮大なもので、東西両翼に延びた建物の長さは
1km以上もある。背後には美しいプライベートビーチが広がる。

エミレーツパレスの正面ゲート。

首都アブダビの迎賓館的役割もあり、検問・警備はかなり厳しい。

本館正面ファサード。
ここから緩やかな階段を何段も上がって行く。

左右のテラスには何本もの噴水が飛沫をあげている。
砂漠地帯の中東では噴水が富の象徴でもある。

広大な庭園からホテル本館エントランスに至るイースト・ウィング側アプローチ。

民族衣装の制服が美しい出迎えのホテル女性スタッフ。

正面玄関エントランスにはドア担当のスタッフが常時立っている。

ハリファ王族の肖像画が何枚も掲げられている。

レセプションカウンター。
ここで伝統のアラビアンコーヒーのサービスがある。

ゆったりとしたゲストリレーションのデスク。
お部屋には専任のゲストリレーションのスタッフが案内してくれる。

コンシェルジュデスク。

客室棟までは長い廊下、回廊が続く。

コートヤードには優雅な噴水が潤沢に出ている。

イースト・ウィングに続く華麗な吹き抜けの回廊。
目の覚めるような美しさだ。

同じ回廊を吹き抜け2階部分から俯瞰する。

回廊の先端にあるオーバルの吹き抜け。
ゲストの目を惹きつける見事なデザイン・レイアウトと言える。

客室玄関ホワイエから俯瞰した高い天井のベッドルーム。

イースト・ウィング側にある客室「Coral Room」のベッドルーム。

約55㎡の十分な広さがあり、これで標準的な客室サイズである。

正面から見たキングサイズのベッド。

付属したテラスから芝生庭園の向こうにアブダビ市内の超高層ビル群が望める。

ゆったりと寛げるテラス席。しかし、夏はかなりの暑さである。

広い面積を確保したバスルーム。

パウダーコーナーとバスタブ。

使い勝手、広さ、深さとも十分なバスタブ。
ベッドルームとは繊細な模様のガラスで仕切られている。

お世話になった部屋担当のバトラー氏。

ライティングデスク上の各種インフォメーション。

ユニークなのはゴールドメダル状のルームキーだ。見た目よりだいぶ軽くドアノブセンサー
にタッチするタイプで、客室案内セットの中に設けた専用ホルダーに収まっている。

もう一つユニークなのは、「礼拝用絨毯」がアメニティーに用意されている。
メッカの方角を示す磁石が埋め込まれた携行タイプで、もちろん希望すれば販売もしてくれる。

上層階に用意されたエクゼクティブラウンジ。

中央ドーム近くにあるラウンジ・バー「Caviar Bar」の中心部分。

ホールではピアノとフルートの生演奏も行われている。

ゴールドやクリスタルの装飾で彩られた壮麗なメインドーム。
高さが約72mもある巨大なものだ。

ドーム天井は8か所のトップライトがあり、
太陽光とドーム本体の装飾が相乗効果をあげている。

巨大な「Etihad Ballroom」。
2500名収容の広大な面積を誇る。

この日はちょうど大きなレセプションが開催されていた。

レストラン「Diwan L’Auberge」のレセプション。

伝統的なレバノン料理の店で、生演奏のトラディショナルショーもある。

オールデイダイニング「Le Vendome」のエントランス。
ブラッスリー・タイプのレストランで、ホテルでいちばんの人気店だ。

修道院を思わせるクラシカルで優雅な雰囲気だ。

店内回廊部分にもテーブル席がある。

いちばん予約希望が多いと言われるテラス席。
とくに前方コーナーの席が一等席だ。

店内コーナーからはペルシャ湾の青い海が見晴らせる。

夜はビュフェスタイルのダイニングで多くのメニューが並ぶ。

数多くのメニューが並び、飾り付けも綺麗で食欲もそそる。

今回は、前述したコーナーの一等席を用意して頂いた。

アブダビではアルコール類は一切厳禁で、カクテルもワインも無い。
仕方なく、ノンアルコールのビールを注文した。

お世話になったレストランマネージャー氏。
彼はドイツ人で、お互いにドイツ語で話すうちにすっかり気が合い、記念の1枚を撮る。

イタリアンレストランの「Mezzaluna」のテラス席。

エレガントな雰囲気だ。

イースト・ウィング側のスイミングプール。
正面に「Etihad Towers」の超高層コンプレックスが見える。

プールは複数のセクションに分かれていて、充分に楽しめる。

プールからすぐ美しいプライベートビーチへ出られる。
ペルシャ湾の青い海が広がり、砂浜には専用のデッキチェアが並ぶ。

イースト側からウェスト・ウィングまでは1キロ以上あるので、
ホテル敷地内はバギー・カーを利用して移動できる。

ウェスト側にある「Anantara Spa」のレセプションデスク。
香りの精がスパ内に充満して気持ちが良い。

スパ内のレストルーム。

いかにもアラビアンムードたっぷりのデザイン構成だ。

国賓や王族しか利用できない豪壮な専用門からエミレーツパレス本館を望む。

広大な敷地を有しており、総面積は100万㎡に及ぶ壮大なものだ。

イースト・ウィングから本館を望む。

「Palace East Wing」と書かれた東門。

エミレーツパレスの庭園から正面にエティハドタワーズが目の前に見える。

Jumeirah at Etihad Towers

ジュメイラ・アット・エティハドタワーズ

「Jumeirah at Etihad Towers」の特徴的な形状の超高層ビル群。

ユニークな5棟の超高層ビルを束ねた巨大コンプレックス、エティハドタワーズの全景。
そのうち3棟は高級レジデンス、1棟はオフィスビル、そして中心の1棟は
ジュメイラ・グループのジュメイラ・アット・エティハドタワーズである。

地上280mを超える5棟の建物が中心部に向かって穏やかな弧を描いた、
非常に印象的な建築群である。

エティハドタワーズの正面ファサード。

オフィス棟「Etihad Towers Abu Dhabi」の正面エントランス。

ホテル側正面エントランス。

「Jumeirah at Etihad Towers」のエントランス車寄せ。

グランドロビー。全面ガラスと高い天井の巨大空間だ。

明るく開放感あふれるロビーラウンジ。

斬新なデザイン感覚の客室廊下。

客室玄関ホワイエ。

玄関ホワイエからベッドルーム方向を俯瞰する。

「Grand Deluxe Room」のベッドルーム。
約60㎡の広さがあり、コンテンポラリー感覚のデザインだ。

全面ガラスのウィンドウから美しいペルシャ湾が望める。

余裕のカウチソファを配したシッティングエリア。

新感覚のライティングデスク。
左右に広い面積を確保して、使い勝手はすこぶる良好だ。

シンプル&モダンのバスルーム。

ツインシンクの中央に注目して欲しい・・・。

アメニティーセットは5棟のエティハドタワーズを模した可愛いミニチュアセットだ。

インターナショナル料理「Rosewater」のレセプションデスク。

何でも揃うカジュアル感覚のレストランだ。

ファインダイニング「Li Beirut」のエントランス。

地元のレバノン料理を提供してくれる高級レストランである。

オールデイダイニング「Nahaam」のレセプションデスク。
カジュアルなプールサイドレストランだ。

フィットネス・ジムのレセプションデスク。

プライベートビーチと直結したスイミングプール。
プールの先は美しい砂浜になっている。

レストラン「Nahaam」のデッキテラス部分。

日本料理「Torinosu 鳥の巣」

日本料理店とは思えないほど斬新なインテリアデザインの店内。

ホテル庭園アプローチからはエミレーツパレスが望める。

Sheikh Zayed Grand Mosque

シェイク・ザイード・グランドモスク

「Sheikh Zayed Grand Mosque」の壮大かつ壮麗な正面ファサード。
世界最大級のモスクだ。

“UAE建国の父”である前大統領の
「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン」を讃えて建設された。

世界一美しいと誉れ高い壮麗なモスクである。
アブダビの新しい観光名所で、2007年に竣工した。

エキゾチックなアラビア風の開口部から望む。

正面にモスク中心部が望める。

反対側の眺め。

ここで伝統的なアラブ服の貸し出しサービスを受けられる。

ホールにあるモザイク風のタイルが美しいコーナー。

ここで、アラブ服を着用して記念の1枚。

モスク中心部を背後にもう1枚。

モスクの全容が姿を現す。
世界一美しいという評判に思わず納得する。

長いアプローチを進んでモスク中心部のドームに向かう。

まさにアラビアンナイトの世界だ。
床には手縫いの最高峰のペルシャ絨毯が敷きつめてある。

モスク中央ドームには眩いくらいの巨大なアラブ風シャンデリアが取り付けられている。

迷路のようなモスク内部。

こちらはブルーを基調としたエレガントなシャンデリア。

まさに荘厳、壮麗という言葉がピッタリだ。

外部回廊の美しい列柱群。

グランドモスクを背後から望む。
こちらはまだ造成工事が続いている。

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