世界のリーディングホテル

Edition 50/ Sweden and Finland, Nordic CountriesⅠ

Sweden and Finland, Nordic CountriesⅠ

スウェーデン、フィンランド、北欧Ⅰ-はじめに

 記念すべき第50回特集は北欧Ⅰと題して、スウェーデンとフィンランドをフォーカスしてお届けします。両国とも首都ストックホルム、ヘルシンキのホテルが中心となりますが、今回は特に2都市の “街の様子” を充実させた内容です。折しもノーベル賞の授賞式の季節と重なり、記念式典の会場となるストックホルム市庁舎の全容もご紹介します。
ホテルとしては、ストックホルムの名門「グランドホテル」そして今話題のデザイナーズホテル「ノビスホテル」、そしてヘルシンキの迎賓館「ホテルカンプ」も併せてご案内します。

==STOCKHOLM==

*Grand Hotel Stockholm
“水の都” と称えられる美しいスウェーデンの首都ストックホルムを代表する名門ホテルが、1874年創業の「Grand Hotel Stockholm」である。このグランドホテルとノーベル賞授賞式との関係は大変深く、1901年に第1回ノーベル賞が授与されて以来ノーベル賞受賞者たちの定宿として利用され、セオドア・ルーズベルトを始め数多くの偉人、文豪たちが投宿している。以来、ノーベル賞の受賞者とその家族は全員グランドホテルに宿泊する伝統が今も脈々と受け継げられている。

*Nobis Hotel Stockholm
ストックホルムの一等地、ノルマルム広場に建つデザイナーズホテル。ゴージャスな外観の建物は元銀行で、威風堂々とした佇まいだ。約30mの吹く抜けになったラウンジやラグジュアリーな設備は話題性も抜群である。窓辺から広場を見下ろせば、気分は北欧のセレブリティ―かも。

*Stockholm City Hall
ノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所であり、ナショナル・ロマンティシズム建築の傑作としても知られ、1909-1923年に建設された。ストックホルムのメーラン湖に面した立地で、ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿を意識し、さらにヨーロッパ各地の名建築からインスピレーションを受けた折衷的なデザインである。内部ではノーベル賞の公式晩餐会が行われる「青の間」、パーティーが行われる「黄金の間」が有名である。
イギリス建築にも大きな影響を与えたと言われ、日本でも早稲田大学の大隈講堂にその影響が見られる。

==HELSINKI==

*Hotel Kamp
ヘルシンキの迎賓館とも言える屈指の歴史を誇る名門ホテルである。ホテルの名は「Hotel Kamp」。市内中心部の高級ブランド店が並ぶ美しいエスプラナーディ通りに面して、老舗ホテルの存在感を放っている。ホテルはレストラン業で財を成したCarl Kampによって建てられ、彼の名前を付けたホテル“Kamp”は1887年に華々しく開業した。幾多の変遷を経て、1965年に老朽化した建物は再建されるが、オーナーのKOP Bank(現Nordea Bank)が95年までの30年間を銀行として営業する事となる。ホテルとしての改装工事は96年より始まり、99年にスターウッドグループ傘下のラグジュアリーコレクションの一員として再出発を果たした。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。 http://www.hoteresweb.com/columntop
* 写真集「World’s Leading Hotels」発売中
http://ohtapub.co.jp/worldhotel/
*月刊雑誌「GQ」4月号 小原康裕の “世界の一流ホテルの楽しみ方”
http://gqjapan.jp/life/travel/20140416/hotels-100-questions/page/31
* fecebook: 直近のホテル業界情報を掲載
https://www.facebook.com/yasuhiro.obara.16

Grand Hotel Stockholm

グランドホテル ストックホルム

王宮側から望む「Grand Hotel Stockholm」の正面ファサード。
“水の都” と称えられる美しいスウェーデンの首都ストックホルムを代表する
名門ホテルである。

ノーベル賞の受賞者とその家族は全員グランドホテルに宿泊する伝統が
今も脈々と受け継げられている

正装したドアマンがゲストを迎え入れる、
グランドホテル ストックホルムの正面エントランス車寄せ。

ホテル館内側の正面エントランス。

エントランスからロイヤルブルーのカーペットを踏みしめてロビーへと進む。
1874年創業の「Grand Hotel Stockholm」への序章である。

何とも威厳に満ちたレセプションデスクである。
右手はコンシェルジュデスク。

ロイヤルブルーのカーペットが映えるエントランスホール。
フロアマネージャーが立ち、ゲストを誘導する

エントランスホール奥に国王カール16世グスタフの肖像写真が掲げられている

エントランスホールからラウンジ方向を見る。

エントランスホールから続く、ゆったりと寛げるラウンジスペース。

客室玄関ホワイエから望む、ゴージャスなスイートルームの全容。

このスイートは「Executive Suite with View」のカテゴリーで、
約80㎡の広さを誇るエレガントな部屋だ。

リビングからベッドルームを見る。

充分な広さを持ち、気品溢れるベッドルーム。

キングベッドからは、旧市街のガムラ・スタンにある王宮が望める。

ユニークな変形レイアウトの豪華なバスルーム。

ワインレッドのカーペットと市松模様の床が美しいステアケース。

GMからのウェルカムレターとギフトアメニティー。

シンプルなライティングデスク。

メインダイニング「The Veranda」のにこやかなスタッフ。

旧市街のガムラ・スタンにある王宮を望む、
景色の良いメインダイニングだ。

「The Veranda」ではスウェーデン伝統のスモーガスボードを堪能できる。

ホテルの生みの親で、フランス人シェフのRégis Cadierから名付けた
エレガントなバー&ラウンジ「The Cadier Bar」。

エントランスホールを見下ろす中2階にあるビジネスルーム。

旧館にあるスパ「The Nordic Spa & Fitness」のレセプション。
本場のサウナやスウェーディッシュ・マッサージを楽しみたい。

地下に下りて行くスパ内の階段。

「The Nordic Spa & Fitness」のゴージャスなジャグジー。

ノーベル賞受賞式は1930年までグランドホテルにある
“The Hall of Mirrors”「鏡の間」で行われていた。

“The Hall of Mirrors”「鏡の間」の絢爛豪華な
天井装飾と煌めくシャンデリア。

“The Winter Garden”「冬の間」はあらゆるコンファレンスに対応する。

華麗なサロンが集中する旧館2階の上り口にある豪壮な装飾円柱群。

クラシカルな階段を上がって旧館2階へ行く。

旧館にある[Mårten Winges Rum」と名付けられた朝食用の壮麗なサロン。

サロン[Mårten Winges Rum」の華麗な天井装飾。

珠玉のサロンが連続している。

リーディングルームの雰囲気を持つサロン「The Scholanderska Rummet」。
美しい書棚が映える空間だ。

ブレックファストはこの様に豪華なビュフェの形で用意される。

旧館側の正面エントランス。
両側はテラスレストランになっている。

Nobis Hotel Stockholm

ノビス ホテル

ストックホルムの一等地、
ノルマルム広場に建つデザイナーズホテル「Nobis Hotel」。

“Stockholm’s first contemporary luxury hotel”  を標榜した人気のホテルである。
ゴージャスな外観の建物は元銀行で、威風堂々とした佇まいだ。

レセプションデスク前のロビーラウンジ。
クールなデザイナーズ系の雰囲気だ。

エントランスホール脇にあるクラシカルな螺旋階段。

内部はこんな感じで、上層階まで華麗な姿を見せている。

ホテル館内の客室廊下。

一番人気の高い「The Nobis Suite」のベッドルーム。
約98㎡の広さを誇るスイートルームである。

1800年代後半のオリジナルの建物・室内を
コンテンポラリーデザインでフューチャーしたスイートだ。

デザイン性豊かなライティングデスク。

広大なリビングからベッドルームを見る。

出窓風のコーナーに配置された北欧デザインの丸テーブルと椅子。

窓からはストックホルムの一等地、ノルマルム広場が眼下に望める。

白亜の総大理石造りのバスルーム。
シンプル&モダンの典型と言える。

いちばん大きなボールルームの「Styrelserummet」。
銀行時代の名残りがあるこの部屋は、役員のボードメンバー・ルームであった。

アヒルのフィギアを置いた遊び心あるミーティングルームの「Biblioteket」。
ライブラリーと訳される部屋だ。

スパ施設に置かれたリラックスチェア。

約30mの高さがある壮麗なアトリウム。

ホテルノビスの最大の見せ場である、
ゆったりと寛げるアトリウムラウンジ。

エントランス左手にあるイタリア風ビストロの「The Bistro」。

スタイリッシュなバー「The Gold Bar」。ストックホルムの一等地、
ノルマルム広場に建つホテルの為、夕刻から大いに賑わいを見せる。

クラシック・イタリアンのメインダイニング「Caina」のエントランス。

スウェーデンの夏、夜はなかなか来ない。
夜7時になるが外はまだ日が照っており、ディナーのお客はまだ誰もいない。

店内はエレガントな内装で、格調高い雰囲気を保っている。

Stockholm City Hall

ストックホルム市庁舎

ストックホルム市庁舎「Stadshuset」の全景。
ノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所であり、ナショナル・ロマンティシズム建築
の傑作としても知られ、1909-1923年に建設された。

ストックホルムのメーラン湖に面した立地で、ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿を意識し、ヨーロッパ各地の名建築からインスピレーションを受けた折衷的なデザインである。

イギリス建築にも大きな影響を与えたと言われ、
日本でも早稲田大学の大隈講堂にその影響が見られる。

メーラン湖に面した庭園側で撮った筆者の写真。

同じ場所で、1976年厳冬期に訪問した時の写真。

記念塔が聳えるメーラン湖に面した庭園側での写真。

同じ場所で、1976年厳冬期に訪問した時の写真。

雪で覆われた当時のストックホルム市内の様子。

赤レンガが美しく、レリーフ像が映える市庁舎中庭からの眺め。

ノーベル賞の公式晩餐会が行われる「青の間」の圧倒的空間。

市庁舎の見学はこの様にグループ単位での行動となり、
個人での自由見学は許されない。

2階壁面の美しい赤レンガの造形美。

2階見学通路を行く。

ヴァイキング・ ルネッサンス様式でつくられた威厳に満ちた市議会会議場。

ここでは、ヴァイキング船の船底を逆さにしたような貴重な天井が見られる。

言葉も出ない美しさで、暫し時の経つのを忘れるくらいだ。

2階のメインとなる回廊で、幾つもの華麗な部屋を見学する。

回廊の柱には麗しいレリーフが施され、
外にメーラン湖に面した庭園を望める。

最後に、公式晩餐会のパーティーが行われる「黄金の間」に行き着く。

黄金の箔が張られたローマ帝国全盛時を彷彿とさせる豪華だ。

まさに絢爛豪華な公式晩餐会のパーティーが挙行される「黄金の間」である。

正面向かって左手に開口部があり、階下に「青の間」を見下ろせる。

ストックホルム市庁舎「Stadshuset」の全景が判る模型も展示されている。

目の覚める様な美しさの公式晩餐会に於ける実際のテーブルセッティング。

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