世界のリーディングホテル

2013-04 Archive

東洋大学、国際地域学部・国際観光学科

2013年4月30日講義

 

Dubai, UAEⅡ

ドバイ、アラブ首長国連邦Ⅱ-はじめに

 第34回特集はドバイ、アラブ首長国連邦Ⅱとして、ドバイ市内中心部にある3軒のリーディングホテルをご紹介します。1番目は東京スカイツリーより遥かに高い地上828mを誇る世界一の超高層ビル、“ブルジュ・ハリファ” 「Burj Khalifa」内に開業した「アルマーニホテル ドバイ」。次に超高層ビルが林立する幹線道路のシェイク・ザイード・ロードに立地し、その特徴あるツインタワーのフォルムが印象的な「ジュメイラ・エミレーツタワー」、最後にエジプトのピラミッドをイメージ・コンセプトとしたユニークな外観の「ラッフルズ ドバイ」のドバイ中心部を代表する3軒のホテルをご案内します。
 次回ドバイ編Ⅲでは本来のホテル案内とは離れて、ブルジュ・ハリファ展望台から圧巻の眺望と世界一高所にある高級レストラン「At.mosphere」、高架を走る最先端のメトロや人工島パームツリーの中心部を貫くモノレール、そして旧市街にある昔ながらの渡し船「アブラ」や砂漠に出現したドバイ・スキー場などをお届けする予定です。

*ARMANI Hotel Dubai
 高さ828mを誇る世界一の超高層ビル、“ブルジュ・ハリファ” 「Burj Khalifa」にジョルジュ・アルマーニ社がドバイ最大手の政府系不動産デベロッパー「Emaar Properties PJSC」と手を組んだ最初のプロジェクトである。両社はインテリアデザインからサービスコンセプトまでアルマーニの美意識に貫かれたホテルやリゾート、レジデンスを世界規模で開発経営する「Armani Hotels & Resorts」社を設立し、最初のホテルである「アルマーニホテル ドバイ」を2010年4月にオープンさせた。アルマーニの研ぎ澄まされた美意識と、彼が長年心に描いてきたエレガントな住空間がホテルという形に結晶された訳だ。 “Stay with ARMANI” と掲げたアルマーニブランドは、ここドバイでホスピタリティー業界へ鮮烈にデビューする事となった。
 ホテルはスイートを含め全160室を擁し、ブルジュ・ハリファのグランドフロアから8Fまでとスイート専用の38・39階を占める。途中の9-16階は144戸から成る高級コンドミニアムの「アルマーニ・レジデンス」となっている。アルマーニの黒服を着たドアマンに案内されエントランスホールに入ると、ホテルのロゴマークをイメージした巨大なメタルストラクチャーのアーチに圧倒される。レセプションデスクは一応あるが、通常はライフスタイル・マネージャーが出迎えに来て、ロビー奥にあるラウンジで手続きしてもらう。

*Jumeirah Emirates Towers
 ユニークな外観を持つドバイの超高層ビル群の中でも、ひときわ存在感を主張しているツインタワーがある。ジュメイラ・グループが運営するジュメイラ・エミレーツタワーで、地上350mの高さのオフィス棟と305mのホテル棟が向き合っている。エミレーツタワーはドバイ中心部のビジネス・ディストリクトに立地し、地下には高級ブティック店が並ぶショッピングセンター「The Boulevard」を整備してメトロ駅にも直結している。
 エミレーツタワーは超高層ビルが林立するドバイではその高さがあまり感じられないが、ホテル単体としての建物の高さは世界で第5位(2012年現在)で、ブルジュ・ハリファと共にドバイのランドマーク的存在になっている。

*Raffles Dubai
 ラッフルズ ドバイはピラミッドをイメージして建設された極めて特徴的なホテルの外観を持っている。高級ショッピングモールで、エジプトをコンセプトに開発された「Wafi City Mall」に2007年秋に開業した。19階建てのホテルはスイートを含め全248の客室を擁し、すべての客室に広いプライベートバルコニーを用意している。ホテルコンセプトとして案内されている自然界の4大要素、「地・風・火・水」を感じる空間が随所に見られゲストをリラックスさせてくれる。
 アラブの地にエジプトのモチーフを加味し、アジアを代表するラッフルズ流のホスピタリティーという事で、一見、奇妙な感覚に襲われるかも知れないが既述した癒しの空間がゲストを和ませている。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。
http://www.hoteresweb.com/columntop

ARMANI Hotel Dubai

アルマーニホテル、ドバイ

高さ828mを誇る世界一の超高層ビルである “ブルジュ・ハリファ” 「Burj Khalifa」
にホテルはある。

「ARMANI」のロゴを大きく掲げたホテル表示プレート。

「ARMANI / Ballroom」側のエントランス車寄せ。

「ARMANI Hotel Dubai」の正面ファサード。
ホテルはグランドフロアから8階までと、スイート専用の38・39階を占める。

アルマーニの黒服を着込んだドアマンが常に玄関ドアに立つ。

エントランスホールにある巨大なメタルストラクチャーのアーチ。
ホテルのロゴマークをイメージした “シンボリック・オブジェ” である。

メタルストラクチャーの結合部分をフォーカスして見る。

メタルストラクチャーのアーチに覆われたエントランスホール。
写真前方と後方にコンシェルジュデスクがある。

ホテル館内側から見た正面玄関。

ロビーの奥まった所にオフィシャルなレセプションカウンターと
ライフスタイル・マネージャーのデスクがある。

しかし、実際にはここでのチェックイン処理はまれで・・・。

ホテルに到着すると、まずはエントランスホール奥のラウンジに案内される。

ラウンジのソファまでライフスタイル・マネージャーが挨拶に来て、
飲み物のサービスを受けながらチェックインをする。

ロビー中央に「ARMANI」のロゴが掲げられた通路があり、
エレベーターホールに通じている。

「ARMANI Residences Dubai」と共用の通路だ。

周囲にはアルマーニ・ブランドのショップもある。

エレベーターホールから見た客室階の中央ホール部分。

ホテルの客室フロアはこの地域特有の花、「ヒメノカリス」の花びらが中心から三方に開花
した形で廊下が広がっている。日中は女性スタッフがデスクでゲストの案内している。

中央部分からロゴマークが付いたガラス戸があり、
その先にスタイリッシュな廊下が広がっている。

アルコーブが排除された直線で貫かれた客室廊下。
ドアノブも無い為、すっきりしたアルマーニらしいクールな異空間だ。

客室玄関ホワイエ部分。入ってすぐにライティングデスクが見える。

ホワイエから俯瞰したリビングルーム。

室内は曲線を多用した壁面がユニークで、
引き戸の効用も相まって独特のデザインレイアウトだ。

逆方向ウィンドウ側から見たリビングルーム。
右側に壁掛けTVと、奥のライトが灯っている部分がライティングデスクだ。

リビングルームからベッドルーム方向。
引き戸で隔てられている。

リビングルームとベッドルームの境部分。

ゆったりとしたベッドルーム。この部屋は「Armani Classic Room」のカテゴリーで、
約70㎡の広さがあるジュニアスイート・タイプの客室だ。

逆方向から見たベッドルーム。

バスルーム側から室内全体を俯瞰する。
ウィンドウは全面ガラスで曲線を描いている。

ウィンドウからの眺め。テラスには出られない。

シンプル&モダンのバスルーム。
木目に見えるが、アースカラーの貴重な大理石で造られている。

スタイリッシュなデザインで、
バスローブやタオル類はすべて「ARMANI」のロゴが入っている。

シャワーブースと余裕のトイレルーム。

木目の大理石に見事に合わせた木目が美しい棚のワードローブ。

コーヒーメーカーとグラス類が収まったミニバー・コーナー。
アルコール類は無いが、全ての飲み物はコンプリメンタリーである。

3階建物中央部分から俯瞰したスパ・エントランス。

「ARMANI / SPA」のロゴが印象的なスパのエントランスホール。

アルマーニ、ミラノでも紹介した、
S字の曲線が美しいリラクゼーション・チェアが並ぶ。

アルマーニ・スパ内にあるハマム施設の中央部分。

ハマム内のデザインもアルマーニ流のクールな造りである。

スパ施設から屋外に出て、専用通路をしばらく行くと・・・。

オープンエアのスイミングプールに行き着く。
ドバイ都心部に立ち並ぶ超高層ビル群の景色が楽しめる、

プールは90度の角度で曲げられ、
見上げればブルジュ・ハリファの圧倒的高さを実感できる。

「ARMANI / RISTORANTE」のレセプションデスク。

円形のテーブルが幾つも並ぶ印象的な店内レイアウトだ。

アルマーニが全力を注ぎ込んだイタリアン・ファインダイニングで、
特にトスカーナ料理が秀逸である。

店内オープンキッチン前で、ヘッドシェフの Mr. Alessandro Salvatico 氏。

アレッサンドロ氏とワイン談義で気が合い、自慢のワインセラーを見せてもらう。

ここでアレッサンドロ氏と記念の1枚。

貴腐ワインを始め、貴重な白ワインがずらりと並ぶマニア垂涎のダイニング・セラー。

まず初めは白ワイン“TORMARESCA”. Puglia, Chardonnay 2011/

ゼリー状の冷製アペリティフ。

旬の野菜取り合わせサラダ。

続いて赤ワイン“RUFFINO”. Aziano, Chianti Classico 2010/

トスカーナの銘醸、ルフィーノ社、キャンティ・クラシコ・アツィアーノ。

蟹肉入りクリームスパゲッティ・トスカーナ風。

チョコレートクリーム入りキャラメルボール、金粉掛けデザート。

最後に、リストランテ特製のプチフール。

料理、ワイン談義で盛り上がり、再びシェフのアレッサンドロ氏と記念の1枚。

日本料理の「ARMANI / HASHI」店内。

案内して頂いた女性スタッフと記念の1枚。
彼女はオランダ出身なので、ドイツ語が通じてよく相談に乗ってもらった。

HASHI 店内の日本酒バー・カウンター。左手に「日本盛」の樽が見える。

「ARMANI / MEDITERRANEO」の店内入口。

オールデイダイニングのカジュアルレストランで朝食はここで頂く。

「ARMANI / LOUNGE」のゆったりした様子。

「ARMANI / BUSINESS CENTRE」の入口。

いかにも中東らしい施設。
メッカに向かって祈りの時間に用意された礼拝室。

夜の方が賑やかな正面エントランスの風景。

帰りのドバイ・エアポートまで、上はベントレーから下は一般タクシーまであるが、
今回は特別オファーという事で「マセラッティ」を利用した。

“Maserati Quattroporte” の正面。
ラジエターグリルに輝く“ネプチューンが持つ3叉の槍”「トライデント」が誇らしい。

せっかくなので車と一緒に1枚。

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)首長国の警察当局は25日、伊フェラーリ(Ferrari)のスポーツカーを新たに導入し、世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」前で白い車体に緑のラインが入った「フェラーリパトカー」を披露した。(帰国後、2013年4月25日の記事より抜粋。AFP=時事)

ホテルのオリジナルアメニティー「ARMANI / PRIVE」は、
どれもクールでエレガントな高級感溢れる香りである。

以前、たまたま手にした小石のフォルムに魅せられたアルマーニ氏が、その小石と同じ
形状で石鹸、シャンプーやボディローションのキャップ部分をデザインした貴重なものだ。

室内スリッパもアルマーニの凝ったデザインで、かかとまで入るスリッポン・タイプである。
もちろん、”ARMANI Hotels & Resorts” のロゴが入っている

Jumeirah Emirates Towers

ジュメイラ・エミレーツタワーズ

「Jumeirah Emirates Towers」の特徴あるツインタワーの外観。

左側はホテル棟で305mの高さがあり、右側はオフィス棟で350mの高さを誇る。

ホテル棟側の正面エントランス。

メタリックな印象の正面車寄せ。

大きな吹き抜けのグランドロビー。
正面にシースルー・タイプのエレベーターが上下する。

アールデコ調のエレベーターホール。

玄関ホワイエからリビングルームを望む。

リビングのライティングデスクより玄関ホワイエとベッドルーム方向。

内側に鏡が付いた化粧メイク・チェスト風のデスク。

全面ガラスのウィンドウから林立する超高層ビル群の眺望が得られるリビングルーム。

この部屋は「Club Premier Room」の名称のジュニアスイート・タイプで、
約63㎡の広さがある。

ベッドルームとは段差で隔てられている。

独立した感覚でゆったりとしたベッドルーム。

ベッドルームからリビングルームへの俯瞰。

引き戸を開くと玄関側からも直接ベッドルームに行ける。

バスルームからリビングルームへの俯瞰。

シンプルなデザインのバスルーム。

やや狭い感じのパウダーコーナー。アメニティー関係は鏡の背後に収まっている。

TV画面のディスプレイ。

客室から望むドバイの大動脈・幹線道路であるシェイク・ザイード・ロード。

幹線道路沿いに立ち並ぶ超高層ビル群。このあたりがドバイ都心の中心部だ。

エクゼクティブ・ラウンジの「Club Executive」。

クラブラウンジは42階に位置し明るく開放的な雰囲気だ。

数多くのメニューが並び、 “Happy Hours” も18-23時迄と、
クラブラウンジとしてはかなり長めの設定で嬉しい。

窓側のボックス席。中東でもここはアルコールの飲み放題だ。

ジュメイラ系ホテル御用達の「Talise Spa」のエントランス。

「Talise Spa」のレセプションデスク。

「Talise Fitness」のレセプションデスク。

フィットネス内のラウンジ。

フィットネスから外に出ると広々としたオープンエアのラウンジがある。

ラウンジに隣接してスイミングプールが用意されている。

夕暮れのトワイライト時のラウンジ。
ドバイではまだ時間が早く、これから夜が遅くなってから混み合って来る。

夕暮れ時のスイミングプール。

オールデイダイニング「MOSAICO」のレセプションデスク。

明るい雰囲気の店内だ。
全面ガラスのウィンドウからはスイミングプールが望める。

ホテル一押しのステーキハウス「The Rib Room」。

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