世界のリーディングホテル

2015-02 Archive

Edition 53/ Hungary and Slovak Republic

ハンガリー、スロバキア共和国-はじめに

 第53回特集はハンガリー、そしてスロバキア共和国と題して、両国の首都であるブダペストとブラチスラヴァをフォーカスしてお届けします。ハンガリーは、かつてはハプスブルク家の “オーストリー=ハンガリー二重帝国” として大いに繁栄した。首都ブダペストは “ドナウの真珠” と称され、ブダ側の漁夫の砦から望むドナウ川の美しい風景は余りにも有名だ。スロバキア共和国については、既に前回の52回特集で詳細を案内済みであります。
ブダペストのホテルとしては、くさり橋のたもとに建つ名実ともブダペストを代表する高級ホテルである「フォーシーズンズ グレシャムパレス」と「ケンピンスキー コルヴィナス」を紹介します。ブラチスラヴァからはブティックホテル「アルカディアホテル」を前回紹介済ですので、“街の様子” を中心にご案内します。

==BUDAPEST==

*Four Seasons Hotel Gresham Palace
ブダペスト中心部を流れるドナウ川に、ひと際美しい橋が架かっている。街のランドマークである「くさり橋」だ。その橋の広場に「Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest」の壮麗な宮殿が建っている(以下、FS/GP)。ハンガリーに於けるアール・ヌーヴォー様式の傑作と言われ、当初はロンドンに本拠地とするグレシャム生命保険会社の建物として、1906年に完成した宮殿である。戦後の共産主義圏の時代には荒廃しアパートとして使われていたが、民主化後の2001年に宮殿はフォーシーズンズホテルによって買収され、徹底した修復を経て、2004年にブダペストで最高のホテルとして華麗なドアは再び開かれた。

*Kempinski Hotel Corvinus Budapest
現代風でラグジュアリーな「Kempinski Hotel Corvinus Budapest」は、ハンガリー国内で最初のLHW、リーディングホテルズ加盟ホテルである。ブタペストの中心街に位置し、ドナウ川や主要観光スポットから徒歩圏内にあり、金融街や高級ショッピングエリアにも近くアクセスが便利だ。ケンピンスキー コルヴィナスは、このエリアのライフスタイルや美食文化のまさに発信地といえる。大規模に改修をした1階は、和食の「NOBU」が人気で、「ES Bisztro」、「Blue Fox The Bar」「The Living Room」など秀逸のレストランやバーを誇る。

==BRATISLAVA==

*Carlton Hotel Bratislava and Town Goings On
スロバキアは、かつてはチェコスロバキアを構成する一連邦共和国であったが、1993年の連邦制解体により主権国家「スロバキア共和国」が誕生し、ブラチスラヴァは名実ともに同国の首都となった。ドナウ川に面した人口43万人程の小都市だが、その歴史は古く、250年近くもハンガリー王国の首都となり、マリア・テレジアを含む歴代のハンガリー国王・女王の戴冠式が聖マルティン大聖堂で行なわれた。ハプスブルク家のウィーンに最も近接した首都でもあり、両者の関係は古くから密接で、チェコのプラハとは趣がやや異なる。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。 http://www.hoteresweb.com/columntop
* 写真集「World’s Leading Hotels」発売中
http://ohtapub.co.jp/worldhotel/
*月刊雑誌「GQ」4月号 小原康裕の “世界の一流ホテルの楽しみ方”
http://gqjapan.jp/life/travel/20140416/hotels-100-questions/page/31
* fecebook: 直近のホテル業界情報を掲載
https://www.facebook.com/yasuhiro.obara.16

Four Seasons Hotel Gresham Palace

フォーシーズンズホテル グレシャムパレス

ブダペスト中心部を流れるドナウ川に、ひと際美しい橋が架かっている。
街のランドマークである「くさり橋」である。

その橋のたもとのルーズベルト広場正面に、
「Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest」の壮麗な宮殿が建っている。

当初はロンドンに本拠地とするグレシャム生命保険会社の建物として、
1906年に完成した宮殿である。

「Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest」の正面ファサード。

建物は、ハンガリーに於けるアール・ヌーヴォー様式の傑作
と言われる秀麗なスタイルである。

正面エントランスに表示されたフォーシーズンズホテルの銘板。

ドアマンが立つグレシャムパレスの正面エントランス。

創建当時に尽力した建築家などの名簿が誇らしげに掲げられている。

エントランスホールの丸天井に曲線を生かした空間に、
二羽の孔雀の彫像をモチーフにした鉄細工は見所の一つだ。

アール・ヌーヴォーの優雅な曲線を描く鋼鉄とガラスの組み合わせが映える、
天井とレセプションデスク。

エントランスホール右手にあるコンシェルジュデスク。

エントランスホールは、丸天井に優雅な曲線を生かした
美しいアール・ヌーヴォー様式の空間に目を見張る。


エレガントな雰囲気のエレベーターホール。

アール・ヌーヴォーの優美な曲線を描くステアケース。

客室玄関ホワイエから望むベッドルーム。

クラシカルな「Gresham Room」のベッドルームで、約45㎡の広さがある。

ステップアウト・バルコニーを備えたグレシャムパレス様式の優美な客室だ。

客室には、ほぼ完ぺきな日本茶のセットが用意されている。

バスルームは充分な広さを確保し、大理石を張った豪華な造りである。

バルコニーからは、ドナウ川に架かるくさり橋の向こうに王宮も望める。

気品ある館内廊下。

モダンなスタイルに改修された、最上階のスパに向かう通路。

フレンドリーなスタッフのスパ、
「The Four Seasons Spa」のレセプションデスク。

「The Four Seasons Spa」のドレッシングルームとシャワールーム。

ホテル最上階にある「The Four Seasons Spa」の
近未来的フォルムのスイミングプール。

歴史ある宮殿によくぞ設置できたと感心するほど、
モダンな造りのスイミングプールが話題を提供している。

サウナはドライとウェットの2種類を用意している。

最新式のマシンが並ぶトレーニングジム。

メインダイニング「Gresham Restaurant」のエントランスホール。

「Gresham Restaurant」の店内。
地元ハンガリー料理とイタリアンに評判が高い。

メインバー「The Bar」のエントランス。

パサージュスタイルで、“Peacock Passage”と呼ばれる
バー・ラウンジ「The Bar & Lobby Lounge」。

ホテル正面エントランスからは、目の前にくさり橋を望める。

Kempinski Hotel Corvinus Budapest

ケンピンスキー ホテル コルヴィナス ブダペスト

現代風でラグジュアリーな、
「Kempinski Hotel Corvinus Budapest」の正面ファサード。

ブタペストの中心街に位置し、ハンガリー国内で最初のLHW、
リーディングホテルズ加盟ホテルである。

「Kempinski Hotel Corvinus Budapest」の銘板が掲げられた正面エントランス。

生花のアレンジメントが美しいエントランスホール。

スタイリッシュなレセプションデスク。

こちらはコンシェルジュデスク。

ケンピンスキーホテルでお決まりの、
赤の制服を着たゲストリレーションズ・レディー。

モダン&シックなデザインレイアウトのエレベーターホール。

「Parlour Suite」のシッティングエリアからキングベッド方向。
約65㎡の面積を持つエレガントなスイートルームだ。

「Parlour Suite」のキングベッド。

シッティングエリアのソファーセット。

楽しいデザインレイアウトのバスルーム。
バスタブは嬉しいブローバス仕様となっている。

ロビー周りの回廊はソファーセットが並ぶ。

ラウンジ・バーのゆったり落ち着ける「The Living Room」。

メインダイニング「ÉS Bisztró 」のエントランス。

「ÉS Bisztró」は、ブラッスリー感覚のモダンな雰囲気だ。

お馴染みの日本食レストラン「NOBU」のエントランス。

「NOBU」のバーカウンター。

漢字が印象的デザインと感じる「NOBU」の店内。

「NOBU」の道路側のエントランス。

Budapest, Town goings on

街の様子-ブダペスト

ブダペスト中央駅「Budapest Keleti」のエントランス。
駅周辺は現在、大規模な修復作業中である。

ブダペスト中央駅「Budapest Keleti」の壮麗な正面ファサード。


賑わいを見せるブダペスト中央駅「Budapest Keleti」の駅構内。

聖イシュトヴァーン大聖堂の堂々たる建物。
ハンガリー建国1000年を記念して建てられた、ブダペストのシンボルでもある。

初代国王聖イシュトヴァーンの「聖なる右手」のミイラが保存されている。
地元で「バジリカ」と親しまれている。

聖イシュトヴァーン大聖堂からくさり橋まではファッショナブルな通りが続く。

「Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest」がある
ルーズベルト広場面して、ナショナルギャラリーの豪壮な建物が建っている。

「くさり橋」を渡って歴史的な“ブダ地区”に入る。

くさり橋のたもとにはケーブルカーの乗り場があり、王宮まで登れる。

シクロと呼ばれる可愛いケーブルカーである。

ケーブルカー車内からは対岸の“ペスト地区”が一望の元に見渡せる。

ハンガリー王宮。
17世紀にハプスブルク家により再建され、1950年代に今の姿に修復された。

王宮の丘から眺める圧巻の景色。
“ドナウの真珠”、“ドナウの薔薇”と称えられる世界でも屈指の美しい眺めである。

王宮の正面エントランス。

王宮の前に建つ「トゥルル」の像。
建国の父、アールパートを生んだとされる伝説の鳥である。

王宮の丘のある音楽院に掲げられたベートーベンのレリーフ。

王宮の丘から望む、ブダペスト最大の見どころである「漁夫の砦」。

建国1000年を記念して建造された白亜の砦で、
大小7つの塔は建国に尽力したマジャール人の7部族を表している。

筆者も記念の1枚。

「漁夫の砦」からドナウ川を眺める。

1902年に完成した「国会議事堂」の壮麗且つ威厳ある建物。

「漁夫の砦」から眺めた「くさり橋」。

1977年、同位置から撮った写真。背後に「くさり橋」が望める。

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