
The Willard InterContinental Washington, D.C.
The Willard Inter-Continental Washington, D.C.
ザ・ウィラード・インターコンチネンタル、ワシントンDC
ザ・ウィラード、インターコンチネンタルの正面ファサード。
ワシントンDCを代表する歴史と格式を誇る名門ホテルである。
最上階中央の張り出し部分の丸窓と、右手に続く丸窓2つに注目して頂きたい。
後述で解説あり。
賑やかなペンシルベニア・アベニューから俯瞰した正面玄関。
DCの官庁街中枢に位置する。
優雅なキャノピーが迎えるエントランスアプローチ。
話題の政治家がホテル出入りの際、カメラマンが一斉にフラッシュをたく場所だ。
ホテル館内に一歩踏み入れるとグランドロビーの豪華な装飾に目を奪われる。
中央奥に有名なピーコック・アレイが見える。後述で解説あり。
逆からのエントランス方向への俯瞰。
当時、アメリカで流行したボサール様式の圧倒的建築美だ。
太い直線的円柱が何本も並ぶのが特徴で、アメリカン・ルネッサンスとも呼ばれる。
館内ロビーに入って右手にクラシカルなレセプションデスクがある。
以前はコンシェルジュデスクとして使われていたものだ。
これほど美しいレセプションデスクは見たことは無い。
さすがルームキーは磁気カードに変わったが、
古典的レターボックスの棚が何とも言えない「あじわい」を醸し出している。
コンシェルジュはレセプションの左手に移っており、
カウンターではなく専用のコンシェルジュ・ルームとなっている。
手前はゲスト・リレーションズのカウンター。
コンシェルジュ・ルームの内部。
重厚な雰囲気の部屋にどっしりとしたデスクが2つ並ぶ。
館内ロビーに入って左手にはベルデスクがある
これまた風格のあるカウンターである。
ロビー奥右手には「Round Robin Bar」への入口がある。
写真右側はエレベーターホールである。
バー・カウンターがラウンド状になっていてこの名が付けられた。
ここはアメリカの著名人たちの肖像画が飾られている事で有名だ。
カウンター右手に一部の肖像画が確認できる。
ロビー階のエレベーターホール。
ここだけはモダンな感じがする。
最上階12階部分のエレベーターホール。
ロビー階と違って古典的な優雅な雰囲気である。
段差のある廊下を進んで行く。
Edition 3/ Germany編のバイエリッシャーホーフを思い出す。
最上階にあるジュニアスイートの客室。
左手の丸窓に注目して頂きたい。
逆方向からのリビングルームの配置。
この部屋は約60㎡の広さのペントハウスである。
もう少し近寄った所からベッドルーム方向の俯瞰。
途中で段差があり、階段でベッドルームに降りて行く。
独立したキングベッドルーム。
こんな感じでリビングと段差を設けている。
その理由は最初の写真で説明した中央張り出し部分の丸窓と、
右側に続く2つの丸窓の位置関係で、写真中央が第2の丸窓である。
一番奥まった所にライティングデスクが収まっている。
写真右の丸窓が第3の丸窓である。
部屋玄関を入って右手にバスルームがある。
古典的なレイアウトの配置だ。
洗面カウンターはやや狭いが、このクラシカルなミラーが
落ち着いた雰囲気を醸し出している。
リビング側の丸窓から俯瞰した外の景色。
商務省の大きな建物の向こうにワシントン・モニュメントが望める。
ここが大きく張り出した最上階出窓の部分だ。
夜間ライトアップされ、青白く浮き上がったモニュメントが幻想的である。
出窓から撮った漆黒の闇に浮かぶ何とも形容しがたい美しさのモニュメント。
左側にジェファーソン記念堂もライトアップして確認できる。
グランドロビーからピーコック・アレイが始まる部分である。
着飾った紳士淑女たちの回廊を歩く姿が、孔雀の様だったことから名付けられた。
豪華絢爛なピーコック・アレイの回廊。
回廊は建物を貫き、1ブロック先のFストリートまで続いている。
途中、右手に有名な「The Willard Room」がある。
以前は華やかなホテルのメインダイニングであったが、
今は多目的ルームとして使用されている。
ピーコック・アレイの最終部分右手にビジネスセンターがある。
出入り口はルームキーを差し込んで開閉する方式だ。
スパ「Red Door Spa」のレセプションデスク。
右手奥に進むとトレーニングジムに行き着く。
トレーニングジムの内部。
最新のマシンがずらりと並ぶ。
巨大な門柱が美しい「The Willard」の正面ファサード。
歴史的ホテルのデザインに同化する形で新設されたオフィス棟である。
1階にグリル&バーの「Occidental」がある。
「The Willard」はその圧倒的存在感と上層部丸窓の美しい建築美を併せ持つ。
建物前の広場はDCの観光拠点で、2階建て観光バスが頻繁に発着する場所だ。
「The Willard」前広場にある「Occidental Café」のガーデン入口。
グリル&バー「Occidental」の正面エントランス。
「The Willard Room」が閉店した後、事実上のメインダイニングである。
エントランスを入るとクールな黒服のスタッフが予約の有無を確認して席に案内する。
ついでに私も写真を撮ってもらった。
かなりの高級店で客層は地元の年配夫婦が多い。
ここは著名人の写真が壁一面に飾られているので有名だ。
- 2011-10-12 (Wed)
- The Willard InterContinental Washington, D.C.
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