世界のリーディングホテル

Edition 17/ New York Ⅱ

New York Ⅱ

ニューヨークⅡ-はじめに

 第17回特集はニューヨークⅡとして、アッパーイースト61丁目からパークアベニュー49丁目にかけて、ミッドタウンのリーディングホテルをご紹介します。今回はこの地区にある「ザ・ウォルドルフ・アストリア」、「フォーシーズンズNY」、「ザ・ピエール」、そして「ジュメイラ・エセックス」の4ホテルを特集しました。

*The Waldorf Astoria & Towers
 創建当初は現在のエンパイアステート・ビルディングの場所に建っていたと聞くと驚かれるであろう。1893年にW・ウォルドルフ・アスターの建てた13階建ての「ウォルドルフ・ホテル」と97年にJ・ジェイコブ・アスター4世が建てた17階建ての「アストリア・ホテル」が合併して現在の名前となっている。1931年に現在のパークアベニューに移転し再オープンした。建物の随所に当時最先端の美しいアールデコの装飾が取り入られ歴史的建造物に指定されている。47階建て1000室を超える巨大ホテルでパークアベニューの50‐49丁目の1ブロックを占めていて、その巨大さ故に本館とタワーの住所が違っている。
 経済・文化人の香りがする“民”の「ザ・プラザ」に対して、どちらかと言うと国家・政治の“官”の雰囲気の漂うホテルだ。事実、多くの国家元首が利用していて、日本の昭和天皇がお泊りになられたのを始め小泉首相も滞在している。77年にヒルトングループの傘下に入り、2005年からヒルトンの最上級ブランド「ウォルドルフ=アストリア・コレクション」に組み込まれている。今年春にはアジア初進出として、上海外灘に「ウォルドルフ=アストリア上海オンザバンド」を開業させている。

*Four Seasons New York
 5th アベニューで一番華やかなティファニーとルイヴィトンに挟まれた57丁目を入ると、マディソンAveとパークAveの間に明らかに他とは違う存在感を主張している建物がある。プリツカ―賞を受賞した20世紀のアメリカを代表する中国系建築家、I.M.ペイが設計を手掛けたフォーシーズンズ、ニューヨークである。ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計した建築家として知られ、フォーシーズンズNYに一歩踏み入るとロビーの圧倒的な空間規模に目を奪われる。
 1993年の開業で、63室のスイートを含めて全368室のゲストルームを有する。まったくの新築ホテルなのだが、以前からあるビンテージホテルを改修した様な古典的雰囲気が漂う。デザイナーには六本木のグランドハイアットも手掛けたレメディオス・シエンベーダ(CSR)を起用し、設計・デザインとも最高の布陣で臨んだ傑作のホテルと言える。メインダイニングは開業当初、57丁目57番地に因んで「Fifty Seven Fifty Seven」というレストランがあり、当時郷ひろみが結婚披露宴を開いて話題となったが、現在はジョエル・ロブション率いる「L’Atelier de Joel Robuchon」となっている。

*The Pierre, A Taj Hotel
 ニューヨークで最もエレガントなホテルとして君臨して来たザ・ピエールは現在インドホテル界の雄、タージホテルズリゾーツ&パレスの傘下に入っている。ピエールの創業者チャールス・ピエール・カサラスコは弱冠25歳でアメリカに移民し、父親がモナコのホテルオーナーであった事から頭角を現して、1930年に現在の地で「ピエールホテル」を開業する。「ニューヨークで最も荘厳で、美しく優雅な建物」として評価、賞賛され、あの“フランス料理の父”エスコフィエもゲストシェフとして勤めていたくらいであった。しかしアメリカを襲った世界大恐慌には勝てず、3年後にホテルは競売に掛けられ、34年にはピエール自身も他界してしまう。
 その後の変遷を経てピエールの営業は81年にフォーシーズンズホテルズ&リゾーツに引き継がれ、創業75周年の2005年にタージの傘下に入り、2010年大改装を終了して140室のゲストルームと49室のスイートを擁すホテルとして新装グランドオープンした。残念なのはピエールで最も華やかでエレガントなトロンプ・ルイユ(だまし絵)の部屋「ロタンダ」はサービスルームとなってしまい、以前のように優雅にアフタヌーンティーを楽しむことは出来ない。

*Jumeirah Essex House
 歴史ある高級ホテルでこれほど経営権が移行したホテルも珍しい。1931年世界大恐慌の真っ只中に、セントラルパークを見下ろす高級ホテルとして開業した。当時流行していたアールデコの装飾を随所に取り入れた斬新なホテルであった。その後マリオット・インターナショナルが買収し「マリオット・エセックスハウス」として運営したが、84年に日本航空の系列会社、日航開発(現JALホテルズ)が買収を掛け「ニッコー・エセックスハウス」とした。バブル崩壊後の99年にはウェスティングループに売却され「ウェスティン・エセックスハウス・オン・セントラルパーク」の名称で引き継がれた。さらに2005年にアラブ首長国連邦のジュメイラ・インターナショナルがこれを買収して「ジュメイラ・エセックスハウス」として現在に至っている。
 メインダイニングの変遷も興味深いものがあり、ニッコー時代の「弁慶」から「アラン・デュカス」、「カフェ・ボタニカ」そして現在のモダンアメリカンの「サウスゲート」と移り変わっている。

*「世界のリーディングホテル」は現在「週刊ホテルレストラン」で隔週刊第2・4週号にて連載中。
http://www.hoteresweb.com/columntop

The Waldorf Astoria & Towers

ザ・ウォルドルフ・アストリア

ザ・ウォルドルフ・アストリア
パークアベニューから俯瞰する重量級ホテル、ザ・ウォルドルフ・アストリア。
47階建てのタワーと25階建てのメインから構成され、タワー上部にツインの
青銅クラッドキューポラを鎮座させた独特のフォルムの巨大ホテルである。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
パークアベニューから俯瞰するメットライフのビルディング(旧パンナムビル)。
ホテルはこのパークアベニューに面して、49丁目と50丁目の1ブロックを占めている。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
余りに巨大なホテルなので、本館メインとタワーの住所は異なる。
こちらはパークアベニューに面した本館メイン棟のエントランス部分だ。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
あらためて正面から俯瞰したウォルドルフ・アストリアの正面エントランス。
内装のリノベーションは完了したが、外装の修復工事がまだ続いており少々残念だ。
看板のホテル名が目立ち過ぎて、上部のアールデコの美しいレリーフがかすんでしまう。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
新装なったエントランスロビー。
大きなシャンデリアが美しい。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
以前の暗かったロビーから見違えるような華やかさだ。
左手を進むとレセプションのあるメインロビーへと導かれる。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
メインロビー手前にあるエレベーターホール。
ここから先は以前とあまり大きな変化はない。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
レセプションロビーの全景。
ホテル竣工時、アメリカ建築界はアールデコの最盛期で、
ウォルドルフ・アストリアのロビーはアールデコ様式の宝庫ともいえる。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
ロビー中央に鎮座する有名な「グレート・クロック」。
旧ホテル時代から使用されていたもので、1世紀以上の歴史の重みが伝わる。
中段八角形の部分には大統領を始めとして歴史的な人物の肖像レリーフが彫られている。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
ロビー右手には巨大なレセプションカウンターが設置してある。
手前右手にはコンシェルジュデスクがある。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
レセプションの対面はグレート・クロックを挟んで
「Peacock Alley Restaurant」が店を構える。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
パークアベニューの反対側にある車寄せエントランスから、
メインロビー方向への俯瞰。ショッピングアーケードが続く。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
有名なステーキハウス「Bull & Bear」。
ニューヨーカーの株相場動向の用語で、ブルは強気で買い、ベアは弱気で売りとなる。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
ショッピングゾーンの一角に創成期のホテルの写真が飾ってある。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
貴重なコンラッド・ヒルトンとバロン・ヒルトンの肖像画も飾ってある。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
エントランスロビーにあるトイレの入り口。
優雅なトイレで、ジャクリーン・ケネディー訪問時の写真が飾られてある。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
メインのレセプションロビー隅にタワー棟に連絡する回廊がある。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
パークアベニュー側にある「The Waldorf Astoria」の正面エントランスに対して、
50丁目にある「The Waldorf Towers」の正面エントランス。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
メイン側に比べると落ち着いた雰囲気のタワーロビー。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
レセプションデスクも小ぶりでアットホームの佇まいである。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
レセプションデスク前のロビーラウンジ。
メイン側の喧噪と比べて極めて静寂だ。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
「Executive One Bedroom Suite」のリビングルーム。
このスイートルームは約80㎡の広さを誇る。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
11年前に宿泊した時とほぼ同じタイプの客室だ。
パーティー・シンクも継承されている。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
リビングからベッドルームに向かう回廊。
右手が玄関前のホワイエになる。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
随分とモダンになったベッドルーム。
11年前の写真も掲載されているので比較して頂きたい。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
客室に通じるコーナー部分の廊下。
昔の暗かった廊下に比べて格段に明るくなった。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
タワー客室階の廊下。
白を基調に化粧直しされ、昔と比べて明るくなっている。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
タワー棟専用のエレベーターホール。
以前にはエレベーター内に案内・操作してくれたアテンダントが待機していた。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
11年前の正月宿泊時のウォルドルフ・タワーのジュニアスイート。
広いホワイエからリビングルームの様子。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
当時のリビングルームのインテリアだが、だいぶ古い印象を受ける。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
玄関ホワイエからベッドルームに通じる廊下。右手壁面に掛けてある絵画に注目。
前述のリノベーション後のスイートに飾られていた連作物の一部だ。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
ベッドルームから逆方向ホワイエ方向への俯瞰。
バスルームは左手中間点にあるのだが、こちらのベッドルームを廻り込んで行く。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
時代を感じさせるベッドルーム。
リネン類を含めて当時は豪華そのものだった。

ザ・ウォルドルフ・アストリア
ベッドルームを廻り込んで第3の部屋、バスルーム前の小部屋が用意されている。
手前にライティングデスクがあり、横からバスルームに通じる。
可愛いソファからはクライスラービルが見え、両側にワードローブが備わっている。

Four Seasons Hotel New York

フォーシーズンズホテル、ニューヨーク

フォーシーズンズ、ニューヨーク
20世紀のアメリカを代表する世界的建築家のI.M.ペイが手掛けたフォーシーズンズ、
ニューヨークの正面ファサード。プリツカー賞を受賞した後にルーブル美術館の
ピラミッドを完成させている。63室のスイートを含む全368のゲストルームを擁する。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
フォーシーズンズNYの正面エントランス。
パークAveとマディソンAveを挟んだ57丁目の最高の立地を誇る。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
5thアベニューのティファニー本店から57丁目に入り、歩いて5分の場所である。
常時ドアマンやベルスタッフが立ち安心できる。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
広大な容積を誇るメインロビー。
エントランスから真っ直ぐ正面にコンシェルジュデスクを設けている。
デスク右手奥を進むとレセプションに至る。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
天井高33フィートのとてつもない高さに注目して頂きたい。
ロビー左右にラウンジがあり、その上段にカフェやレストランが営業している。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
コンシェルジュデスク側からエントランス方向への俯瞰。
幾何学的紋様の大理石の床が美しい。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
ロビー正面向かって右手にアメリカン・カジュアルレストラン「The Garden」がある。
夜はワインバー「The Garden Wine Bar」として遅くまで賑わっている。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
反対側左手にはカクテルラウンジ「TY」がある。
アジアンテイストの趣あるラウンジだ。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
ロビーの一番奥まった所にレセプションデスクがある。
スマートな雰囲気で、左手すぐにエレベーターホールに接している。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
エレベーターホールから見たレセプションデスク。
機能的でデザイン的にも秀逸である。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
「Park View Executive Suite」のリビングルーム。
コーナールームで採光が良いコンテンポラリー感覚の部屋だ。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
このスイートルームは高層階にあり約74㎡の広さを誇る。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
リビングルームからベッドルームへの回廊部分。
左手の入口はワードローブとバスルームへと続いている。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
セントラルパークが望めるベッドルーム。
こちらもコーナールームになっており、設計レイアウトの水準の高さがうかがえる。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
ベッドルームから俯瞰する広大なセントラルパーク。
中央に見えるエレガントな高層ビルはザ・ピエール「The Pierre」である。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
リビングとベッドルームを結ぶ回廊から奥に入ったワードローブの部分。
右手にバスルームがある。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
チョコレート色の大理石が美しいバスルーム。
11年前に初めて宿泊した時はこのバスルームに感激したものだ。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
メインロビーの反対側に店を構える「L’ATELIER de Joel Robuchon」。
六本木ヒルズでお馴染みの店だ。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
これまたお馴染みのオープンキッチンとカウンター席のレイアウトだ。
カウンター席20とテーブル席26の心地よい空間である。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
「L’ATELIER」と「The Bar」を結ぶ中間点にあるテーブル席。
11年前に宿泊した時は「Fifty Seven Fifty Seven」という話題のレストランであった。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
メインバーの「The Bar」。
天井が高くバーというよりはレストランといった雰囲気である。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
レストラン前には小粋なショップが並んでいる。
その内の一つ、高級ジュエラーの「AVAKIAN」。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
地下に向かう専用エレベーターでスパに到達する。
エレベーター前の「The Spa」のエントランス。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
スパのレセプションデスク。
11年前とはレイアウトもコンセプトも完全に変わっていた。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
11年前、2000年の暮れに訪問した時のフォーシーズンズNY。
JFK空港には午前中に到着したのだが、大雪で夕方近くにやっとの事で辿り着いた。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
2000年大晦日の日に宿泊。
前日からの雪がこの日も降り続き大寒波であった。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
ウェルカムレターとアメニティー。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
シッティングエリアからキングベッド方向の俯瞰。
ベッドカバーを替えれば今でも十分通用する内装である。

フォーシーズンズ、ニューヨーク
豪華なバスルーム。
大規模なリノベーションが行われているが、バスルームは11年前と変わらない。

The Pierre, A Taj Hotel

ザ・ピエール、タージホテル

ザ・ピエール、タージホテル
グランドアーミープラザに建つ“シャーマン将軍と女神の記念碑”
から俯瞰した名門「The Pierre」の雄姿。

ザ・ピエール、タージホテル
セントラルパークからの望むザ・ピエール。
5thアべニュー、61丁目のアッパーイーストの好立地だ。

ザ・ピエール、タージホテル
61丁目側にあるサブエントランス。
残念ながら外壁工事の足場が組まれているが、ピエールの銘板が美しい。

ザ・ピエール、タージホテル
こちらが5thアベニュー側にある正面メインエントランス。
本来は純白の美しいキャノピーが設置されているのだが、ぐるりと外壁工事中であった。
歩道側にもアールデコの市松模様があしらわれている。

ザ・ピエール、タージホテル
正面エントランスを抜けるとガンダーラ美術の仏像が出迎える。
現在、ピエールはインドホテル界の名門“Taj”グループの傘下にある。

ザ・ピエール、タージホテル
正面グランドロビー。右手にコンシェルジュ、左手にレセプションデスクがある。
黒と白の市松模様が美しい典型的なアールデコに徹したデザイン構成である。

ザ・ピエール、タージホテル
清潔で落ち着いた雰囲気のコンシェルジュデスク。
左手の小デスクはゲストリレーションズである。

ザ・ピエール、タージホテル
ピエールを代表するサロン「ロタンダ」。
天井から見ると楕円形の形をしているので英語の“rotunda”から来ている。
優雅なトロンプ・ルイユ(だまし絵)が華やかさを醸し出している。

ザ・ピエール、タージホテル
ピエールで一番の見所であり、アフタヌーンティーが有名で以前は
NY一番の人気サロンであったが、現在はサービスルームとなっており、
一刻も早くかつての栄華を取り戻して欲しいものだ。

ザ・ピエール、タージホテル
エレベーターホール。いかにもピエールらしい雰囲気だ。
エレベーター内にはアテンダントのおばさんが待機して案内してくれる。
ウォルドルフ・タワーでは廃止しており、おそらくNYで唯一のサービスと思われる。

ザ・ピエール、タージホテル
正面に構えるのが「City View Suite」だ。
ドアを特別に全開してもらって撮影した。

ザ・ピエール、タージホテル
玄関ホワイエの部分。
ザ・ピエール全体の精密画が美しく掛けられている。

ザ・ピエール、タージホテル
「City View Suite」のリビングルーム。
このスイートルームは暖炉を備え約74㎡の広さを誇る。

ザ・ピエール、タージホテル
大改装後の客室であるが、基本的には古典的スタイルを踏襲している。
セントラルパークを見下ろす部屋は、上級スイートカテゴリーの「Grand Suite」になる。

ザ・ピエール、タージホテル
ツインベッドタイプのベッドルーム。ベッドカバーの紋様が可愛らしい。
140室のゲストルームと49室のスイートルームを有している。

ザ・ピエール、タージホテル
リビングルーム同様、古典的スタイルのデザインだ。
TVは壁掛け式でリビング、ベッドルーム両方に装備されている。

ザ・ピエール、タージホテル
シンプル且つ清潔な使い勝手の良いバスルーム。
右手にシャワーブースがある。

ザ・ピエール、タージホテル
かつての名店「Café Pierre」に代わって新設されたメインダイニング「Le Caprice」。
ロンドンの名店で、レストラン初のNY支店である。

ザ・ピエール、タージホテル
「Le Caprice」のバーカウンターから店内奥への俯瞰。
「Café Pierre」の優雅さから、モダンなイメージに大幅に転換された。

ザ・ピエール、タージホテル
地下に新設されたバー・ラウンジ「Two E Bar/ Lounge」。
今までに無かった新しいコンセプトの店だ。

ザ・ピエール、タージホテル
2001年正月訪問時、雪が歓迎したピエールの風景。
前述の通り、純白の美しいキャノピーがゲストを迎える。

ザ・ピエール、タージホテル
2001年正月の古典的なデザインのゲストルーム。
外気温がマイナス10度位の寒さであった。

ザ・ピエール、タージホテル
こちらは2001年7月再訪問時のピエール。
ピエールはこの時、まだフォーシーズンズの傘下にあった。

Page 1 of 212

ページの上部に戻る

Search