
Brown’s Hotel London
Brown’s Hotel London
ブラウンズ・ホテル
高級ブランドショップが立ち並ぶボンドストリートから、通りひとつ奥に入った
Albemarle St に建つ「Brown’s Hotel London」の正面エントランス。
ホテルエントランス前に立つシルクハット姿のドアマン。
創業は1837年まで遡り、ロンドンでも屈指の歴史を誇る名門ホテルである。
正面玄関は意外なほど控えめであるが、歴史に裏打ちされた伝統を感じさせる風景だ。
ここで宿泊したアガサ・クリスティーは、ブラウンズ・ホテルを舞台にした
「バートラム・ホテルにて」を書き上げている。
ユニオン・ジャックの隣にロッコ・フォルテの旗が見えるように、2003年にロッコ・フォルテ卿率いる「Rocco Forte Hotels」グループに復帰した。また、リーディング・ホテルズ「LHW」のメンバーでもある。
こぢんまりとしたエントランスホール。
正面がコンシェルジュデスクである。
コンシェルジュのすぐ脇にメインダイニング
「HIX at the Albemarle」のエントランスが見える。
「HIX at the Albemarle」のレセプションデスク。
非常にフレンドリーなレストラン・スタッフだ。
シェフのLee Streeton とフードディレクターのMark Hix
が展開するイギリス伝統色の強いキュイジーヌで業界の評価が高い。
通路を挟んで、「HIX」の反対側にあるラウンジへの入口ドア。
英国の著名な写真家、テレンス・ドノバンの敬意を表したバー「The Donovan Bar」。
50枚を超える彼の白黒写真の代表作が展示されている。
落ち着いた雰囲気の「The English Tea Room」。アフタヌーンティーで絶大な人気を誇り、
英国ティー・ギルド協会により “Top London Afternoon Tea 2009” を受賞している。
レセプションより玄関エントランス方向の俯瞰。
モダンなスタイルのレセプションカウンター。
玄関エントランスよりかなり奥に入った所にある。
通路奥に見えるのがエントランスホールなので、レセプションとの位置関係が判るであろう。
レセプションカウンター前に用意されている落ち着いたラウンジ。
クラシカルなエレベーターホール。
アサインされたスイートルーム、「The Dover Suite」のリビングルーム。
この部屋は約75㎡の広さを誇るスイートルームである。
ライティングデスクにさり気なく置かれたエリザベス女王とチャーチル首相の写真。
リビングからベッドルーム方向の俯瞰。
コンテンポラリーとクラッシックが見事に調和したデザイン構成だ。
非常に印象的なフォルムのキングベッド。
創業1837年の老舗名門ホテルを忘れて、高級デザイナーズ系
のホテルと錯覚してしまいそうな見事なリノベーション効果である。
キングベッドから小デスクが置かれたシッティングエリア。
古い建物にもかかわらず、天井から床までの全面ガラスのウインドウで、
途中まで上から降りるシェードが掛かっている。
スタイリッシュなビデを配置したバスルーム。
ここまでくると、ロンドンのブティックホテルの先駆けのザ・ハルキン「The Halkin」
や、デザイナーズホテルの雄、ザ・ヘンぺル「The Hempel」を超えてしまった感がある。
レインシャワーを装備したシャワーブース、壁面にビルトインしたTVモニター、
そしてスタイリッシュなツイン・シンクなど申し分のないバスルームである。
ホテルオリジナルのスパ「The Spa」のレセプションデスク。
スパ・エントランスホール前にある化粧品やトリートメントグッズのプレゼンテーション。
客室階段の各踊り場に飾られている美しい生花のアレンジメント。
正面玄関のあるAlbemarle St からホテルを貫くと、
反対側のDover St 側にある裏手玄関に通じている。
Dover St 側から見るブラウンズ・ホテルの裏手玄関と建物裏側のファサード。
Albemarle St 側の正面玄関とはまた違った雰囲気のDover St 側の風景。
- 2012-10-10 (Wed)
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